周りとの調和を図ろうとして<自己犠牲>に走る事があります。
日本人は幼い頃からエゴは良くないこと、エゴを押さえ、他人のためになることを優先するような教育を受けるケースが多いです。
日本人は自分の望みよりも先に相手の気持ちを汲みとり、相手の望むことを考える癖がついているといっても過言ではないでしょう。
ただ、それがココロの重荷になり、苦しみになるのであれば「本当は、相手の気持ちなんてくみ取りたくない。相手の望む事なんて考えたくない。自分の望みを叶えたい」とココロが悲鳴を上げているのです。
<苦しみ>は、本心をあぶり出すことができる良い感情です。
本心じゃないことをするから<苦しみ>が出てくるのです。
だから、<苦しみ>が出てきたら「ん?今の何が本心じゃなかったんだろう?」とこまめに、リアルタイムにココロを観察してください。こまめに、リアルタイムであることがコツです。
そうすると、<本心>があぶり出されてきます。
本心が見えてきたら本心を満たす<対策>を考え<行動>すればいいのです。
<対策>が出てきたら、実際どう行動しますか?
① 何が何でも出てきた対策をやりたい。そのために他の人が嫌がろうが、不幸になろうが知ったこっちゃない!人の事なんてどうでもいい!私はやりたいようにやるんだ!!
② 出てきた対策をやりたい。ただ、これをやると周りとの不調和は否めない。やはり私は周りとの調和を図りながらやりたい。でも、自分の人生だ。自分のやりたいことをやりたいことには変わりない。今回は自分のやりたいことがわかってよかった…
などなど…、人によって行動するカタチは異なります。また時と場合でも変わってきます。
①のパターンは日本人は選択するのに躊躇する人が多いと思います。
ですが、まずは①のパターンを選択した方が良い人もいるのです。
人によっては、自分の幸せを強く生きることを今生の人生設計図に組み込んでいる人がいます。
その様な方は、自分がないがしろになると途端に苦痛や悩みに繋がるので、①を選択すると幸福の拡大に繋がります。
①の生き方を選択して心身共に活き活きとしてくると、自然に他人の幸福にも意識が向くようになってきます。
人との関係の中で様々な学びを人生設計図に組み込んでいる方は、①のパターンには強く抵抗を感じると思いますので、②のパターンを取りながらも、周りとの調和がとれ、自分のやりたいが出来るよう工夫したり調整したりすることが大切です。
大切なのは、バランスです(*^^*)
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