「普通の強み」と「本当の強み」

「あなたの強みはなんですか?」と聞かれると、人より上手にできる事や好きな事を思い浮かべる人が多いでしょう。


通常10時間かかることが、ほんの1時間でできる人は、人の10倍早く上手にできることになります。


人よりも短時間でできてしまう事というのは、過去生において何度も経験しているためその記憶が今生に残っているのです。


そのため、今生では初めてであっても、過去生で経験しているので、少しやり始めただけで記憶が蘇り楽にできてしまうのです。

このように、過去生で何度も繰り返して経験していることが今生で「強み」となって現れます。ただし、これだけではただの「普通の強み」です。本当の強みは、経験すればするほど「魂が進化発展」し「魂が幸福」になります。


対して、普通の強みは、経験すればするほど魂が退化し不幸になってしまう場合があります。


両方とも強みで人より簡単にできてしまうため良さそうに思えるのですが、普通の強みであることをメインとしてやり続けていくと、まずカラダが不調になり始めます。こうなると強みでなく弱みになってしまいます。


例えば、マッサージのようなボディに触れる職業の場合、本当の強みでない人が行えば体調不良になり病気にまでなってしまいます。


本当の強みの人が行えば、施術すればするほど受けた人だけでなく、施術する側も生き生きと元気になってくるのです。本当の強みの最たるものは「天命」「ダルマ」と言われていることです。


インド占星術ジョーティシュでは、普通の強みと本当の強みも設計図から読み解くことができます。


本当の強みである天命の活動を中心として、それをうまく支えるために普通の強みを使うなど、強みの質を考慮してお伝えしています。


普通の強みもうまく人生に活かす方がより楽に幸せに生きていけます。

病気になるということは、相当誤ったことをし続けているのかもしれません。


中には「病気になる」ことを設計図に入れている方もいらっしゃいますので一概には言えませんが、もしカラダの不調を感じたり、病気になったならば、今やっていることを一度見つめ直してみてはどうでしょうか。


もしかすると、できるからやり続けているけど実は魂は辛いと感じているかもしれません。