「こころ」には表と裏があります。
いわゆる「表層意識」と言われる部分と「深層意識」と言われる部分です。
表層意識は、普段から自分がよく理解している意識です。「あなたの長所はなんですか?」「人見知りしないところです」と、すぐにペロッと答えられるところは表層で意識している部分です。
それに対して深層意識は、自分が気が付いていない、どちらかというと自分を取り巻く人たちの方が気が付いている部分の意識かもしれません。
自分で気が付いていないので「Aさんてなんだかいつもお金のことばかり言っているよね~。自分は気づいてないみたいだけど~」など、深層意識の部分は陰口のターゲットになってしまうことがあります。
「こころは氷山のようなもの。表に現れているのはほんの一部で、ほとんどが奥深くに隠れている」とよく言われています。
ほとんどが隠れているなんて.....。隠れているならずっと完璧に隠れていてくれればよいのですが、「苦悩」「不安」「悲しみ」「怒り」といった感情で苦しめられるときは、普段は隠れている深層意識がチョロチョロ...っと顔を出しているのです。
それならばいっそのことバ~ン!と深層意識を表面化し、問題を解決しようと心理学が発達しました。現代では心理学を用いたセミナーやワークがたいへんなブームです。
私自身も自分のこころ、特に深層部分には興味があったので、今までに様々なセミナーやワークを受けてきました。おカネも、ン百万という大金を使ってきました。
ですが、どうしてもモヤモヤとした感じが残ってスッキリしなかったのです。
どうしてなのか.....
ずっと分からなかったのが、インド占星術に出会ってようやくわかりました。
それは、---解決の糸口を「こころ」にだけ求めていたから--- です。
こころの問題が、ことのすべてだと思っていたからです。つまり、表層意識と深層意識という「こころが作り出す意識」しかみていなかったからなのです。
人間にはもっとも大切な「もう一つの意識」があります。
..... 長くなりそうなので、続きは次回へ(^^;)
コメントをお書きください